胃痛と胃腸炎

胃腸炎の森

胃痛と胃腸炎

胃腸炎の主症状は下痢と嘔吐です。他にも発熱や腹痛を伴うときもあります。これらの症状には大きな個人差があり、胃腸炎が回復するまでの期間も各患者まちまちです。胃腸炎に伴って腹痛を起こすこともよくありますが、腸の辺りの痛みを訴える患者もいれば、胃痛を強く訴える患者もいます。

胃痛と胃腸炎は、もちろん深く関わっています。ただ、胃痛と胃腸炎が必ずしも一致するものではないというのも事実です。胃腸炎の激しい症状がありながら、まったく胃痛を訴えない患者もいますし、嘔吐に伴う胃部の苦しみを胃痛だと認識する患者もいます。嘔吐に伴う胃部の苦しみを胃痛であると認識するケースを含めれば、胃痛と胃腸炎はやはりかなり高い頻度で結びついていると言えるでしょう。

また、胃腸炎のときに起こる主症状の一つである下痢の際には腹部の広範囲に痛みを覚えることが多いものです。痛みは下腹部の場合が多いのですが、患者によっては胃の痛みと感じるケースもあるようです。

ところで胃腸炎という言葉ですが、これはたいがいウイルスや細菌の感染による急性胃腸炎を指すことが多いようです。しかし「胃腸炎」という言葉はかなりあいまいな意味で使われることもあり、人によっては胃や腸に起こる炎症性の疾患をまとめて胃腸炎と呼んでいることもあります。ただ、胃炎などはもちろん胃痛を伴いますが、普通は胃腸炎に含みません。

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